Wilson Audio | Floor standing speaker
50周年を記念して誕生したスピーカーシステム「The WATT/PUPPY」
The WATT/PUPPY
3 way 4 speakers system
WATT Puppyのリマスター版
オリジナルのWATT Puppyをベースに伝統と現代の最新技術を融合
最も象徴的なスピーカーの一つ、WATT Puppyのリマスター版としてThe WATT/PUPPYが誕生しました。オリジナルのWATT Puppyをベースに、現在の技術と50年以上にわたり積み重ねた技術を駆使し、David Wilsonへの敬意を込めて開発しました。言い換えれば、現在のWilson Audioが持つリソースをDavid Wilsonが持っていたなら、彼が作っていたであろう新The WATT/Puppyを誕生させたのです。伝統と最新技術の融合から生まれたThe WATT /PUPPYは、平均11年以上の経験を持つ60人以上の職人によって手掛けられた専門知識と情熱の結晶です。初期のWATT Puppyを現代化し、改良を加え、向上させました。Wilson Audioの50年以上にわたる研究開発は、タイムアライメントの精度、エンクロージャー素材の性能、コンデンサーの構造の進化、およびドライバ技術の進歩、など多くの技術革新が進み、より一層高度な音楽再生を実現させました。
テクノロジーの推進
Wilson Audioの初期のスピーカーは、当時一般的だった材料と製造方法で製作されていました。同社の歴史を通じて、ドライバはガラス繊維、アルミニウム、ポリプロピレン、チタンのダイアフラムなど様々な素材で作られてきました。Wilson Audioのエンジニアは、常に様々な材料の選択肢、エキゾチックでトレンドな材料なども含め、開発、研究、評価しました。詳細な評価プロトコルにより、各デバイスのテストを行ってきましたが、最も重要なパラメータは、忠実に自然な音を再生できているかどうかです。
Convergent Synergy Carbon(CSC)ツイーター
Wilson Audioが、Convergent Synergy Carbon(CSC)ツイーターに複雑なカーボンファイバー製リア・ウェーブ・チャンバーを導入ました。これにより、音響ステージからの優れたハーモニックディテールが浮かび上がり、音質と聴き心地が大幅に改善されました。元々はAlexx Vのために開発されたCSCツイーターは、Alexia VおよびSasha Vにも組み込まれています。
AlNiCoミッドレンジ
Wilson Audioは、Chronosonic XVX、Alexx V、Alexia V、Sasha Vで開発・使用された、7インチAlNiCo(アルミニウム -ニッケル – コバルト)QuadraMagミッドレンジドライバを統合しました。この洗練された技術は、人間の耳が最も敏感なオーディオ帯域でリッチで精緻な音を生成し、非常に魅力的なリスニング体験を提供します。AlNiCo QuadraMagドライバは、優れた線形性と深さ、次元性を維持する卓越した能力で知られています。
WATTのバッフルは、ミッドレンジドライバのための非常に安定した低共振結合面を作り出す独自の材料のブレンドで構成されています。この効果により、QuadraMagの音響の美しさが開花します。
ウーファー
The WATT/PUPPYのドライバについて一言で言えば、「Sasha Vのドライバと同じ」です。これには、機敏で表現力豊かな8インチのホモジニアスセルロース複合ウーファーが含まれます。俊敏な低周波応答を提供するように設計されており、影響力と正確さのあるオーディオ体験を保証します。
マテリアルサイエンス
オリジナルのWATT Puppyは、1986年から2011年にかけて8回の進化を遂げました。これらの8つのバージョンは、それぞれの開発期間中に利用可能だった様々な材料を戦略的に統合していました。進化により、どの時代もスピーカーの能力の限界を押し上げてきました。初期の頃、Puppyエンクロージャーは60ポンドの高密度繊維板(HDF)を使用しており、WATTはポリメチルメタクリレート(PMMA)を取り入れていました。シリーズ8の終了から13年後、The WATT/Puppyは現在最も洗練されたマテリアルで構築されています。内部補強および外部エンクロージャーのX-material。前面のWATTバッフルにミッドレンジカップリングのためのS-material。Puppyの上部にあるV-materialは、WATTの振動吸収および減衰インターフェースとして機能します。振動制御や音響再生の領域においてそれぞれ性能特性のために厳選されたマテリアルを採用しています。
コンデンサ
Wilson Audioの独自のAudioCapX-WAコンデンサは、コンデンサ部門(RelCap)によって、非常に厳しい公差を満たすために独自に巻かれています。このプロセスは、低レベルの解像度を向上させ、音の再生の微妙なニュアンスを顕著な明瞭さと深みで明らかにします。音の純度へのコミットメントを高めるため、AudioCapX-WAコンデンサの銅バージョンを開発しました。銅のエンドスプレーと金のリードでさらに洗練され、高周波のマイクロディテールが絶妙な解像度でレンダリングされるようになっています。さらに、新しいウーファーコンデンサも、より低いインダクタンスで再設計されました。この慎重なアプローチにより、低周波(LF)情報が中域素材とシームレスに統合され、豊かな音響テクスチャを提供する一体感のある感動的なサウンドステージが実現します。
Wilson Audioが製作するすべてのコンポーネントに、Wilson Audioの製品哲学が反映されています。コンデンサの開発に力を入れることは、高度な音楽再生を目指し、常に限界を引き上げていくというWilson Audioのコミットメントの一例に過ぎません。
すべての音符、ビート、ハーモニーが、日常を超えた本物の感動をお届けいたします。
COLOUR OPTIONS
スペック Technical Specification
システム構成
3 way 4 driver system
ウーファーエンクロージャ―
リアポート
ミッドレンジエンクロージャ―
リアベント
ツイーターエンクロージャー
シールド
ドライバー
ウーファードライバー
2 × 8 inch
ミッドレンジ・ドライバー
1 x 7 inch
ツイーター・ドライバー
1 x 1 inch
スペック
能率
89dB @ 1watt @ 1meter @ 1kHz
定格インピーダンス
4 Ω(最低インピーダンス 2.87Ω@86Hz)
許容最小アンプ出力
25W / channel
周波数帯域
26 Hz - 30 kHz @+/- 3dB Room Average Response
製品寸法
105(h) x 30.5(w) x 47.5(d) cm
製品質量
72.5kg /pc
システム構成 | 3 way 4 driver system |
ウーファーエンクロージャ― | リアポート |
ミッドレンジエンクロージャ― | リアベント |
ツイーターエンクロージャー | シールド |
ドライバー | |
ウーファードライバー | 2 × 8 inch |
ミッドレンジ・ドライバー | 1 x 7 inch |
ツイーター・ドライバー | 1 x 1 inch |
スペック | |
能率 | 89dB @ 1watt @ 1meter @ 1kHz |
定格インピーダンス | 4 Ω(最低インピーダンス 2.87Ω@86Hz) |
許容最小アンプ出力 | 25W / channel |
周波数帯域 | 26 Hz - 30 kHz @+/- 3dB Room Average Response |
製品寸法 | 105(h) x 30.5(w) x 47.5(d) cm |
製品質量 | 72.5kg /pc |