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小型ブックシェルフのリファレンスモデル

Magika +Plus

Audelが得意とする小型ブックシェルフのリファレンスモデルです。バーチ積層材に新開発されたHPL素材が加わり、複合構造に進化しました。優れた機械的強度を保ち、キャビネット内の定在波の発生を防ぎます。Duelundコンデンサーを実装。従来のMagika MK2から4.5リットル増加し、モダンで高性能なスピーカーとして生まれ変わりました。
堅牢で美しいキャビネットによる、イタリアのスピーカーらしい明るくつややかなサウンドをお楽しみいただけます。

音響工学的アプローチも独創的で、独自の特許技術CTL(Composed Transmission Line)の開発や、2018年には新たなIRS (Internal Rib System) システムの特許も取得。

最新のモデルに搭載されているIRSシステムはキャビネット剛性の強化と内部定在波の発生を抑制し、SB Acoustic/Seas社の高性能ドライバとの相乗効果で低音域から高音域に到るまで破綻を招く事なく大変に優れたトランジェント特性と、プログラムソース本来の音色を損ねることの無い、非常に高音質で高表現力なスピーカーシステムに仕上げられています。

IRS (Internal Ribs System)

建築家のWalter氏が建物の強度を増す為やオーディオルームの音調材として使用されるブレースに着目し、スピーカ内部にリブ加工を施した特許技術IRS(Internal Rib System)を開発。
内部リブがエンクロージャの剛性を飛躍的に高め共振や振動を抑えると同時に内部の定在波の発生を抑制する事により、低音域から高音域に到るまで破綻を招く事の無い優れたトランジェント特性と、プログラムソース本来の音色を損ねることの無い、非常に高音質で高表現力なスピーカーシステムに仕上げられています。

HPL (High Pressure Laminate)

Audelが独自開発しすべての筐体に採用しているIRS EVO Patent (バーチ積層材)に、新たに開発したHPL (High Pressure Laminate 高圧ラミネート)を加えた複合構造に進化させました。ベースとなる木質繊維をラミネートしたパネルではなく、フェノール樹脂を含浸させたセルロース繊維(紙)の双からなる独自開発した素材です。HPLの密度と粘性は木材よりもはるかに高いため、この黒いスラブ(厚板)の存在により、振動の伝達に対するより高い体制が保証されます。
バーチ積層材+独自開発したHPL素材により、従来のウッドキャビネットでは実現できなかった早い振動減衰特性にて高SN比を得ています。

Craftmanship

AUDELの全てのスピーカは様々な工程を経て9日間で製作されます。
何度もヤスリ掛けを行い表面の質感を高め、最後に5日間という日数と手間をかけて幾層もの蜜蝋ワックス掛けを行います。
AUDELのスピーカはこうしたシチリア島の木工職人達の手によって全て手作業で作られています。

Magika +Plusは、ウォールナット、バールウォールナットからお選びいただけます。

スペック Technical Specification

システム構成

Speaker type

2.0 integrated bass reflex

Cabinet

Multipanel System
 Structure laminated birch wood - IRS EVO Patent With HPL

ドライバー

Woofer / Midrange

5 1/2" radial reinforced low loss rubber

Tweeter

29mm soft dome - Two parts aluminium black faceplate with integrated mechanical decoupling

スペック

Frequency Response

38 Hz – 25.000 Hz

Crossover Point

2,400 Hz

Sensitivity

87 dB

Nominal Impedance

8 ohm

Power Handling

30W–120W

Finish

Birch cabinet – Ebony cover – beeswax surfaces

Dimensions

390mm x 210mm x 355 mm (HxWxD)

Weight

27 Kg pair