Phantom Elite

GRAHAM ENGINEERING では創業以来伝統的に単一モデルのみを販売しておりました。それが現在のスタンダードモデルである PHANTOM III ですが、設計者 Robert Graham は、米国ラスベガスで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショウ（CES）に出展された弩級ターンテーブル TechDAS Air Forece One のプロトタイプを一目見て惚れ込み、自身の方針を転換させて Air Force One に見合う上位モデルの開発を決意しました。

１点支持（ユニピボット）などの基本的な構造はスタンダードモデル PHANTOM III と変わりありませんが、ピボットハウジングを含むボディ中心部の剛性を高め、内部配線にリッツ構造の銀線を採用。滲みのないシャープなフォーカスと特に低音域の音の立ち上がりの速さが他のトーンアームでは得られない魅力です。