Vivid Audio | KAYA
優美なフォルムとテクノロジーの邂逅
KAYA 90
KAYA Series Loudspeaker System
優美なフォルムにすべてのテクノロジーを包含
この KAYA シリーズに先駆けてリリースされている、同じ VIVID Audio の GIYA シリーズは、そのテクノロジーの核となるウーファー用アブソーバー・チューブが外観に表れるデザインを採用したために、製品デザインとしてはある意味アバンギャルドで個性的なフォルムとなりました。これは多くの人にとっては “特徴的” 過ぎ、せっかくの、他に類のない素晴らしいサウンドをご体験いただく妨げになっていたことも否めません。
KAYA シリーズで設計者ローレンス・ディッキーが実現したことは、彼のもつテクノロジーすべてを多くの人に受け入れられる優美なスピーカーフォルムにつめこんで製品化したことです。
KAYA シリーズの外観だけを見ると、ただの曲面で構成されたプラスティックのスピーカーにしか見えませんが、エンクロジャー内部には VIVID Audio のサウンドを特徴付けるアブソーバー・チューブが内蔵され、ローレンス・ディッキーの理念である「共振と共鳴から解き放たれた」透明性、コヒーレンス、スピード感、音楽性を持つサウンドを実現しています。
Made for the home・ライフスタイルとの調和
この新しいシリーズの名前 “KAYA” はズールー語で “home” という意味です。 KAYA は “家” というプライベートな空間でゆったりと音楽を聴くために設計されました。 ズールー語は VIVID Audio の本拠地である南アフリカ共和国の主要な言語です。
最高峰の完成度
KAYA シリーズ全機種と同様に KAYA 90 も GIYA の DNA を受け継いでいます。その血統は KAYA90 のなめらかな曲線を描く外観を見れば明らかです。しかし同じ血筋を本当に実感するのはその音を聴いたときでしょう。 KAYA 90 はその名の通り内容積が 90 リットルあり、VIVID Audio のテクノロジーであるリアクションキャンセリング・ドライバー4機(2ペア)アブソーバー・チューブを組み合わせることで、低音の驚異的な明瞭さと、音楽が持つ音と音のつながりの強弱や表情をすべて表現し尽くします。 GIYA の外観を特徴づけていた、3次元曲線を描くアブソーバー・チューブは、KAYA のボディの中に活きています。チューブを折り返してエンクロージャー内部に絶妙にフィットさせることで、アブソーバー・チューブが共鳴と共振、カラーレーションを吸収し、正確さと明瞭さに富んだサウンドをお届けいたします。
D26 Tweeter
アルミニウム振動板の背圧を消し去るアブソーバー・チューブが一体化した構造。正面には VIVID Audio の最新テクノロジーであるディフューザーを装備。
C100se Midrange
振動板の背圧を受け止めエネルギーを消し去る「折り曲げ型」アブソーバー・チューブ構造を採用。
超ロングストローク C125L Woofer
2つのドライバーを結合させたリアクションキャンセル・マウント構造により、激しい振幅時でもエンクロージャーへの振動の伝達は無く、キャビネットの共振を皆無としています。
内部に格納されたアブソーバーチューブ
折り曲げた形でエンクロージャー内部にアブソーバー・チューブを格納。VIVID audioの特徴である歪感のない透明なベースサウンドを生み出します。
GIYA シリーズと KAYA シリーズの違い
採用しているテクノロジーはすべて共通ですが、最も大きな違いは GIYA が4ウエイ構成であるのに対し、KAYA 90 は3ウエイ構成であることです。 GIYA は低域から高域まですべての周波数帯域で指向性を十分に広くするという意図を持って設計されています。そのために周波数帯域を4分割して4ウエイ構成を採用しています。
それに対して KAYA 90 は、低域から高域に向かうにしたがい指向性をスムーズに狭くしていく意図で設計されています。そのために3ウエイ構成を採用しています。(クロスオーバー周波数 300Hz / 3,000Hz)
“KAYA” の名前の通り、家のような空間で音楽を楽しむには、現実的には指向性を少しコントロールした方がより使いやすいという、設計者ローレンス・ディッキーの新たな思考の表れです。
スペック Technical Specification
システム構成
3 ウエイ 6 スピーカーシステム
エンクロージャー
グラスファイバー強化樹脂
中心に軽量発泡樹脂を挟んだ3層サンドイッチ構造
スタンダード・キャビネットカラー
ピアノ・ブラック / パール・ホワイト
オイスターマット・グレー
特注色(オーダーカラー)も可能
ドライバー
ツイーター
D26S - 26mmドーム + アブソーバー・チューブ
ミッドレンジ
C100SE - 100mm コーン + アブソーバー・チューブ
ウーファー
4 x C125L - 170mm コーン
( 2 x リアクションキャンセル・ウーファー )
ベース・ローディング
ウーファー・アブソーバーチューブ + バスレフ
スペック
能率
90 dB / 2.83V rms / 1m
インピーダンス
6Ω nominal、4Ω minimum
周波数帯域
35 Hz - 25 kHz(-6dB)
ツイーター D26S ブレークアップ周波数
44 kHz
全高調波歪み率
< 0.5 % (全帯域)
クロスオーバー周波数
300 / 3,000 Hz
最大許容入力
500 W
寸法
製品寸法
1202(h) x 370(w) x 540(d) mm
製品質量
38 kg
システム構成 | 3 ウエイ 6 スピーカーシステム |
エンクロージャー | グラスファイバー強化樹脂 |
スタンダード・キャビネットカラー | ピアノ・ブラック / パール・ホワイト |
特注色(オーダーカラー)も可能 | |
ドライバー | |
ツイーター | D26S - 26mmドーム + アブソーバー・チューブ |
ミッドレンジ | C100SE - 100mm コーン + アブソーバー・チューブ |
ウーファー | 4 x C125L - 170mm コーン ( 2 x リアクションキャンセル・ウーファー ) |
ベース・ローディング | ウーファー・アブソーバーチューブ + バスレフ |
スペック | |
能率 | 90 dB / 2.83V rms / 1m |
インピーダンス | 6Ω nominal、4Ω minimum |
周波数帯域 | 35 Hz - 25 kHz(-6dB) |
ツイーター D26S ブレークアップ周波数 | 44 kHz |
全高調波歪み率 | < 0.5 % (全帯域) |
クロスオーバー周波数 | 300 / 3,000 Hz |
最大許容入力 | 500 W |
寸法 | |
製品寸法 | 1202(h) x 370(w) x 540(d) mm |
製品質量 | 38 kg |