Trinnov  |  4 way Channel Divider / Sound Optimizer

高性能CPUによる高精度デジタル信号処理、最大8chの信号処理が可能

MAGNITUDE 32-88

4 way チャンネルデバイダー / サウンド・オプチマイザー
外装仕上げはブラックとなります

MAGNITUDE 32-88 は最大4ウエイまで設定可能なデジタル・チャンネルデバイザーです。

64 bit 浮動小数点方式CPUによる超高精度信号処理により、オリジナルのサウンドをまったく劣化させることなく思いのままにチャンネル・デバイディングさせることが可能です。

デバイダー機能としては、最適なクロスオーバー設定が視覚的に行なうことができることが最大のポイントです。
Magnitude 32-88では、好みのクロスオーバー設定でいとも簡単にアクティブ・クロスオーバーをキャリブレーション。各ドライバーのレベル調整と時間的なタイミング調整、極性調整までをも自動的に行います。

また自動調整後も好みに合わせて手動調整も自由自在。オプチマイザー機能によりスピーカーシステムトータルのサウンドを最適化することで、従来ではあり得なかったサウンドを手にすることを可能にしています。

自由自在に設定可能なアクティブクロスオーバー

帯域分割するためのアクティブクロスオーバーは、3種類のフィルターを自在に設定可能(ベッセル、リンキッツライリー、バターワース)それぞれ 1次 (6dB/oct) から4次(24dB/oct) までのフィルター特性を選択可能です。またカットオフ周波数も任意に設定可能です。

クロスオーバー設定後に、専用のマイクを使ってキャリブレーションを行うことにより、各ドライバーのレベル調整とタイミング調整を自動調整。各ドライバーの位相までをも自動判別いたします。
もちろん自動調整後のパラメーターをご自身の好みに合わせて手動調整することも可能です。

サウンド・オプチマイザー機能

トリノフ独自の大変優れた機能です。専用の3D測定マイクを使用し音響特性を計測。超高性能CPUによる数学的処理を行い音響特性を最適化します。部屋の定在波や壁面反射などの音響特性の補正はもちろんですが、群遅延特性、位相特性といった時間軸特性までをも含めて最適化いたします。

周波数特性はオプチマイザーによって平坦化されます。これをもとにご自身の音調の好みに合わせてボイシングをすることももちろん可能です。

高性能 A/D と D/A によるアナログ入出力

優れたA/D、D/A回路により、音質劣化は皆無と言って良いレベルです。

信号処理はデジタル領域で行いますが、利便性を考えてアナログ入出力を採用しています。
(入出力端子は XLR 端子のみです)

ユーザーフレンドリー・インターフェース

LAN接続によるVNC機能により、汎用VNCビューアーソフトを使用して、PC、MAC、iPad、iPhone または Android端末での操作を行います。

LAN環境がない場合には、オプションのWiFi アダプターを使用して Magnitude 本体と操作デバイスとの間で直接操作することも可能。あるいは、Magnitude 本体に直接ディスプレイとマウスを接続することによっても直接操作が可能です。

 

スペック Technical Specification

入力端子

アナログ

XLR バランス入力

デジタル

1 x AES/EBU (DB25端子 TASCAM配列使用)

出力端子

アナログ

8 ch x XLR 端子 (stereo 4 way に対応)

プロセッサー

Intel i5 Quad-Core、64bit floating point

レゾリューション

24bit/96kHz

A/D コンバーター S/N

119dB

D/A コンバーター S/N

118dB

外形寸法

(W) 441 x (H) 97 x (D) 420 mm

重量

10kg