Alexia Series 2

Wilson Audio のモジュラー構造キャビネットは、各ドライバーに対して最適な材質を使い分けることを可能にしています。過去から現在に至るまでの弛まぬ研究開発の結果、Wilson Audio では、Xマテリアル、Sマテリアルと名付けられた最先端コンポジット材を開発してまいりましたが、ALEXIA 2 では新たな開発の成果として Wマテリアルを実用化いたしました。それぞれのコンポジット材は高剛性で高い内部損失を持つ優れた素材ですが、それぞれが単一でエンクロージャーのすべてをカバーできるほどの理想的な材質というものではありません。エンクロージャー各部にそれぞれ最適な材質を配することが Wilson Audio 独自の優れた音楽性を獲得する上でも大切なことです。ALEXIA 2 では、驚異的なエネルギー減衰特性を持つ新たな Wマテリアルをキャビネット底面部のスパイクサポートエリアに採用することで、ベースサウンドの共鳴とディストーションを驚くべきレベルで改善しています。