Wilson Audio | Floor standing speaker
フラッグシップモデルの魂を受け継いだ、最小フロアスタンディングスピーカー
SABRINA V
3 way 3 speakers system
洗練の継承、革新の進化系
Sabrina V- フロア型スピーカーの新しい基準
Wilson Audio の最小フロアスタンディングシリーズ Sabrina のオリジナルモデルが登場したのは 2015 年。その誕生以降、Wilson Audioは創業者David Wilsonから後継者Daryl Wilsonへと世代交代を果たし、大きな変革の時期を迎えました。その流れの中で、2019年末に発表されたDaryl Wilson設計によるWilson Audioのフラッグシップ「Chronosonic XVX」の精神を受け継いだ最初の製品として、2020年にはSabrina Xが登場。そして2025年、最新素材であるV-materialと、新たに開発されたH-materialを採用し、全面的な再設計を経て「Sabrina V」が誕生しました。Sabrina Vは、美しく洗練されたシルエットをまとい、優雅さを湛えつつ、より豊かなハーモニクスと包み込むような音場を再現します。Wilson Audioがリファレンス・スピーカーの開発で培った知見のすべてを凝縮し、親しみやすさと奥深さを兼ね備えた、新たな音楽体験をお届けします。
CSC ツイーター
Convergent Synergy Carbon(CSC)ツイーター は、もともと Alexx Vのために開発されたもので、驚くほど自然な高域再生を実現します。軽くコーティングされたテキスタイルドーム振動板を採用し、AlNiCo ミッドレンジや 8インチウーファーとのシームレスな融合を果たします。CSCツイーターは、優れたリニアリティ、洗練された倍音の表現、そして自然な音場感をもたらします。


QuadraMag ミッドレンジ
Wilson Audio の7インチ AlNiCo(アルミニウム-ニッケル-コバルト)QuadraMagミッドレンジドライバーが、最小のフロア型モデルである Sabrina V に搭載されました。もともとは Chronosonic XVXのために開発され、AlexxV、AlexiaV、SashaV、そして WATT/Puppyにも採用されたこのドライバーは、リニアリティを安定して維持する優れた能力で知られ、音場の奥行きと立体感を一層引き立てます。
抵抗値変更を容易にする新リアパネル設計
新しいリアパネル設計により、メンテナンスや調整が格段に容易になりました。従来のSabrinaでは底面からのアクセスが必要でしたが、Sabrina Vでは高品質の工具不要サムスクリューで固定され、ツイーターやミッドレンジの抵抗値変更が迅速かつ直感的に行えます。背面には精巧に削り出されたアルミフレームが装飾され、Sabrina V ロゴが刻まれています。


クロスオーバー
Sabrina V の心臓部はクロスオーバーです。各ドライバーに正確な信号を振り分けながら、その純度を損なわないことが使命です。その中心には Wilson Audio 独自設計の AudioCapX-WA コンデンサーがあり、社内で極めて厳密な公差で製造されています。これらの Rel-Cap コンデンサーは、微細な信号解像度や音色のニュアンスを余すことなく伝達し、他の構成では損なわれがちな繊細な表現を忠実に再現します。
V-MCD
V-Material は、スパイクダイオードと接する Sabrina V キャビネット底部に組み込まれています。この改良されたアイソレーション技術(V-MCD)と振動制御により、さらなる静けさが背景に広がり、お気に入りの一枚がより自然に解き放たれます。Wilson Audio のAcoustic Diode の設計を応用し、キャビネット底部に V-Material を統合。改良されたアイソレーション技術(V-MCD)により、振動制御が一層強化されます。これにより、より静かな背景と、生き生きとした音楽再現が得られます。さらにルーム環境における振動対策が必要な場合でも、スパイクのねじサイズを利用して Wilson Audio Acoustic Diode に直接アップグレード可能です。
マテリアル
Sabrina V は、Wilson Audio のマテリアルライブラリーに新たに加わった H-Material を採用した最初のモデルです。高密度複合材で、有機的かつフェノール的性質を備えたこの素材は、フロントバッフルに導入され、性能設計の新たな基準を打ち立てます。剛性ではX-Material と同等ながら、わずかに柔軟で構造も異なり、その結果、中域において SabrinaX よりも音楽的で豊かな表現を可能にします。


ドライバー
Sabrina V の中心には、Wilson Audio のフラッグシップと共通する先進的なドライバーテクノロジーが組み込まれています。
■ CSC ツイーター:
自然な高域再生、優れたリニアリティと倍音表現、自然な音場感
■ 7インチ AlNiCo QuadraMag ミッドレンジ:
深みと立体感に優れ、Chronosonic XVX をはじめ多くの上位機種に搭載
■ 8インチウーファー:
Sasha V や WATT/Puppy に採用されたものと同一。俊敏さと力感を兼ね備え、明瞭で表情豊かな低域を再現
AudioCap Copper コンデンサー
Sasha V で初めて採用された AudioCapX-WA を進化させ、銅エンドスプレーを施した新バージョンが Sabrina V に導入されました。この改良により、高域の微細なディテールや空間表現がさらに明瞭になり、自然で表情豊かなサウンドが得られます。また、新たに開発された ウーファー用コンデンサーが導入され、中域用コンデンサーと同じ設計思想で構造的に調和。これにより、低域から中域へのトランジションが一層スムーズかつバランス良くなり、Sabrina V の魅力である豊潤で没入感のある音響特性を完成されています。
COLOUR OPTIONS

スペック Technical Specification
システム構成
3 way 3 driver system
エンクロージャー
Vマテリアル、Xマテリアル、リアポート
ドライバー
ウーファードライバー
8 inch (20.32 cm) paper pulp
ミッドレンジドライバー
7 inch (17.78 cm) Paper Pulp Composite
ツイータードライバー
1 inch (2.54 cm) Doped Silk Fabric
スペック
能率
87dB @ 1watt @ 1meter @ 1kHz
定格インピーダンス
4 Ω(最低インピーダンス 2.23Ω@121Hz)
許容最小アンプ出力
50W / channel
再生周波数帯域
24 Hz - 24 kHz @+/- 3dB Room Average Response
製品寸法
105.64 (h) x 31(w) x 39(d) cm (高さはスパイク装着時)
製品質量
55.79 kg /pc
システム構成 | 3 way 3 driver system |
エンクロージャー | Vマテリアル、Xマテリアル、リアポート |
ドライバー | |
ウーファードライバー | 8 inch (20.32 cm) paper pulp |
ミッドレンジドライバー | 7 inch (17.78 cm) Paper Pulp Composite |
ツイータードライバー | 1 inch (2.54 cm) Doped Silk Fabric |
スペック | |
能率 | 87dB @ 1watt @ 1meter @ 1kHz |
定格インピーダンス | 4 Ω(最低インピーダンス 2.23Ω@121Hz) |
許容最小アンプ出力 | 50W / channel |
再生周波数帯域 | 24 Hz - 24 kHz @+/- 3dB Room Average Response |
製品寸法 | 105.64 (h) x 31(w) x 39(d) cm (高さはスパイク装着時) |
製品質量 | 55.79 kg /pc |

