FEATURE
リファレンスシリーズを象徴する超弩級モノーラルパワーアンプがさらに進化。さらに強力な電源を得るために、敢えてスタイルを変更いたしました。
出力1KWの底力と小型機に勝る音質が更なる高みに!
第一世代HERCULESと比較して2倍の容量を持つ強靭な電源部
エネルギー源となる電源部をさらに強力なものにするために筐体サイズを見直し、大型化するために従来のタワー型筐体から安定感抜群の標準的なスタイルに変更いたしました。トランス容量は従来比2倍の 3,000W クラスを2基搭載。コンデンサの容量もアップして、従来に無いほどの安定性を得ています。
回路は完全に特性を揃えたバランス構成。かつ少出力アンプのブリッジ接続でいかなるスピーカーも安定ドライブ
モノラルパワーアンプ HERCULES II の出力段にはNタイプの MOS-FET のみを使い、十分に特性を揃えたふたつのシングルエンドアンプを組み合わせることで、ホット側とコールド側の特性を完全に一致させています。
HERCULES II では、少出力アンプの音のよさも両立させるため、完全に特性を揃えた1基125Wの増幅回路 8 基で構成。これを組み合わせることにより、8Ω負荷時 1,000W もの大出力を生み出させています。
このようにブリッジ接続されたバランス構成回路は、幅広いスピーカーの負荷に対する安定度が高く、いっさいスピーカーを選ぶことなく、歪のないハイクォリティなドライブを実現します。
贅を尽くしたアルミ切削シャーシ。 コンステレーション・パワーアンプのデザインアイコンでもある ユニークな設計のベンチレーション。
筐体の両側面に見られる化粧パネルは、コンステレーション・パワーアンプのアイコンでもあるベンチレーションです。
内部に設置された巨大なヒートシンクの熱は、このベンチレーションから放熱されます。表裏で微妙に孔の位置をずらすことにより特有の格調ある風合いが醸し出され、従来からの武骨なデザインとは一線を画するものとなっています。
もちろん空気の流れもスムーズで放熱ファンを持たないこの大出力機の安定動作に大きく寄与しています。