FEATURE
鬼才 John Curl (ジョン・カール) が目指した新たな地平!
いまだかつて無い静寂性を持つフォノステージ
チームによる製品開発をポリシーとしているConstellation Audio では、開発に携わっているチームメンバーについては多くを語ってはおりませんが、このフォノステージだけは、かなり早い段階で John Curl (ジョン・カール)氏が主導権を持ち開発を進める旨がアナウンスされていました。半ば伝説となりえるほど長い年月を第一線で活躍している鬼才であっても、製品開発に対する情熱はいまだ衰えず、決して過去の焼き直しとなっていないところはさすがです。このフォノステージ PERSEUS(ペルセウス)についても、新たな発想でいまだかつて無いフォノステージを創り出す意欲がまさに形になって現れたといえる製品であり、サウンドのリアリティと静寂性をとことん突き詰めた秀作です。
ノイズレベルを極限にまで下げることを主眼とした設計思想
PERSEUSの信号回路は、J-FETとMOS-FETを使用した、コンプリメンタリーバランス回路で構成されていますが、特に入力段では音質に優れたJ-FET素子を選別使用。HOT側回路用に5ペア、COLD側回路用に5ペアをそれぞれカスコード接続することにより、ノイズレベルを通常の5分の1以下に押さえることに成功しています。この入力段の素子はすべてサーマルカップリングされています。すべてのJ-FET素子が均一な温度下で動作をすることによりDCドリフトとサーマルノイズを完全に排除しています。
RIAAカーブにバリエーションを与えるコントロール機能
ALTAIR II plus では、ほとんどのプリアンプで使用しているポテンショメー ターの代わりに、光依存性抵抗を使用したボリューム回路を採用しています。ホットとコールドの両回路と左右チャンネルのバランスをあらゆる操作条件の下でも完全な対称を維持するために、合計で48個もの素子を使用しています。この光依存性抵抗はコントロール回路から電気的に完全にアイソレートされており、音響的に大変好ましい結果を生んでいますが、一方でこの素子は温度変化に大変敏感なために、ALTAIR II plus では常に素子温度をモニターし抵抗値をキャリブレーションすることによ り、ホットとコールドならびに左右チャンネルの各回路の特性を一致させています。
別筐体による3独立電源
電源部は大型の独立シャーシを採用。そこから左右信号回路部にそれぞれ一系統ずつ、それとは別に制御回路用にもう一系統、合計3つのトランスによる独立電源を採用。強力な電源は揺るぎないサウンドをもたらし、また広大なサウンドステージ表現に寄与しています。
振動と電気的干渉を完全に排除する筐体構造
信号回路基板と制御回路基板は、一枚の金属板の表裏にマウントされています。この金属板は増幅回路部を制御回路部からの干渉から保護するとともに、弾性をもったサスペンションで筐体からフローティングされています。筐体自身も特殊な軟質樹脂の脚により外部からの振動をアイソレーションしており、この二重の制振構造により微小信号の純粋性を保っています。
ソリッド・アルミニウムからなるシールド性に優れたシャーシ
切削加工された8.2mm厚のソリッド・アルミニウムシャーシを採用。この厚みは、家庭内の配線や電気器具から発せられる50/60Hzの電磁的な干渉を完全にシャットアウトします。VIRGOのシャーシはさまざまな干渉からデリケートなオーディオ回路を完璧に守ります。