純チタン製一体型アームワンドを搭載した、驚異的な剛性を誇るトーンアーム

ハイエンドトーンアームに求められる、もっとも優先されるべき資質は何と言っても「剛性」に尽きるとグラハム・エンジニアリングの設計者、ロバートグラハムは考えます。
レコードの溝に刻まれた微小な音楽信号を余すことなく正確に取り出すためには、トーンアームには針先の動きをしっかり受け止めるだけの盤石な剛性が必要なのです。
グラハム・エンジニアリングでは従来、パイプ部分に軽量かつ高剛性のチタン材を使用していましたが、トーンアームにさらに盤石な剛性を与えるために、TechDASとチタン一体型アームワンドを共同開発いたしました。このチタン一体型アームワンドは、トーンアームのボディ接合部からアームワンドの先端までを純チタン材から一体切削加工+特殊硬化表面処理することにより、かつてない十分な剛性を実現しています。ヘッドシェル部分は同じくチタン材を切削加工。特殊接着剤によりアームワンド本体に協力に固定することで、ユニピボット方式の感度の良さを全く損なうことのない存分な情報量を針先から取り出し、それをロスなく伝達することに成功しています。