FEATURE
完成度を極めたウイルソン・オーディオのミドルシステム
ウイルソン・オーディオのミドルクラスシステムの歴史は、1989年にリリースされた「WATT/Puppy」から始まります。このミドルシステムのシリーズは、世界的なヒット作となり、「System5」から「System8」さらには現在に続く「SASHA」シリーズまで、ハイエンドスピーカーの代表的なシリーズとして君臨してまいりました。
「ALEXIA」シリーズは、その定評あるミドルクラスのサイズに「WAMM」から「ALEXX」へと続く大型システムのテクノロジーを融合させたアッパーミドルクラスです。ツイーターとミッドレンジを独立させたエンクロージャーに収め、それぞれ独立したタイムアライメント調整を可能にいたしました。
ウイルソン・オーディオの弛まぬ技術開発による最新テクノロジーを採用した最新モデルが、2世代目にあたる「ALEXIA2」です。
It's About Time
ウイルソン・オーディオでは、最初の製品「WAMM」を開発した当時から、ダイナミックで調和のとれた音楽表現のためには、リスナーから見たそれぞれのドライバーの位置合わせがサウンドのリアリティに大きな影響を与えることに気がついていました。
数多くのリスニングと詳細な研究により、ダイナミックコントラストとハーモニック表現を正確に再現するためには、ウーハー、ミッドレンジ、ツイーターによって生成される波形の先端が正確に同時にリスナーの耳に届く必要があることが確認されています。 耳/脳のメカニズムは時間的なズレに対してはものすごく敏感なのです。
「ALEXIA2」のミッドとツイーターモジュールはそれぞれ独立して角度と前後位置を可変することにより、リスニングポジションにおけるタイムアライメントを最適に調整することを可能にしています。